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​東方難易度考察

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​「東方原作ってどれくらい難しいの?」「どの作品が簡単?難しい?」「Extraってどれくらい難しいの?」等思う人も多いかと思うので、とりあいずWin版全作品(と旧作少し)ちょろっとやってみた管理人の独断と偏見によるレビューを書き連ねていこうかと思います。

※難易度、複雑度はクリア重視基準








・東方紅魔郷・
管理人やり込み度:Lunaticを1回クリアした程度
本編難易度  :★★★★☆
Extra難易度  :★★★★☆
システム複雑度:★☆☆☆☆
[適当な考察]
 システム面では上部回収程度で複雑なものがなくシンプルな作品。しかし低速時に当たり判定が見えない、食らいボム受付時間が短い、エネミーマーカーがない、内部ランク等仕様的に厳しく事故が多い。エクステンド回数も6回と少なめで、ボムの補充もわずか3個しかないので純粋な避け能力を要求される厳しい作品となっている。
 ただボスの体力は低めなので針巫女等の高火力装備で張り付くとすぐ終わるものも少なくないのがまだ救い。
 Extraは、気合避け要素が多く、パターン化できる箇所が少なめなので、全作品を通して難しい部類。エクステンド回数も2回しかなく、初Extraクリアには中々厳しいかと思われる、がんばれ。

・東方妖々夢・
管理人やり込み度:Lunaticを1回クリアした程度。
本編難易度  :★★☆☆☆
Extra難易度  :★★☆☆☆
システム複雑度:★★★☆☆
[適当な考察]
 前作よりも弾幕は濃いものの、固定弾だらけなのでパターン化すると楽になる場所が多い。さらにこの作品から低速時に当たり判定が見えるようになった。今作では森羅結界という条件を満たすと一定時間一度だけ被弾を無効化するバリアが張られるシステムがあり、貼っている間は画面内のアイテムを自動回収するおまけ付き。妖のエクステンドは点アイテムを集めることなので、森羅結果を上手く発動させることがエクステンドにも繋がる。エクステンド回数も多く、最低でも7,8回のエクステンド見込めます。自機キャラの咲夜が初期ボム数4ということもあって、初Lunaticクリア目指しにもオススメ。
​ Extraは、弾密度だけ見ると紅魔郷よりも凄い事になっていますが、パターン化できる箇所は多く、森羅結界のサポートと、一部の機体が強力ということもあってクリアはそう難しくはありません。初Extraクリアにもオススメ。あと妖々夢のみ、Extraの強化版的な立ち位置のPhantasmというのが存在し、そっちが他作品のExtra相当の難易度という感じ

​​・東方永夜抄・
管理人やり込み度:LunaticルートBを1回クリアした程度。ラストワード全取得。
本編難易度  :★★★☆☆
Extra難易度  :★★★☆☆
システム複雑度:★★★☆☆
[適当な考察]
 一般的に簡単と言われているが、その理由は自機性能が高いのと、決死結界(食らいボムでボムを2個使うが受付時間が長い)のシステムで抱え落ちが少ないということ、スペルプラスティクスで敵のスペルカードの練習が行えることで、弾幕の難易度自体はシリーズ通しても高い部類で複雑、人によっては難しく感じるかもしれない。特に4面ボスはもう悪夢としか…。
 エクステンドは妖同様、点アイテム回収だがエクステンド回数は妖より少し少ない。しかしボムの補充は多いので抱え落ちしなければリソースそのものは結構はあるかも。
 あと、各面のボス戦終了後に、条件を満たせていればラストスペルという難易度の高いスペカを使用してくる。ボムは使用禁止だが、被弾しても残機は減らない。取得できればラッキーという感じのもの。さらにスペルプラクティクスでのみ、条件を満たすと、Lunaticより遥かに難しいラストワードという超難易度スペカにチャレンジ出来る等おまけ要素が多い。
 Extraはシリーズ通してパターン色強めで、きちんとボムパターンを組むとEasyシューターでもクリアが見込めるとのことだが、個人的には一番苦手。通8は避けようとしたら負け。エクステンド回数は4回とExtraの中では多い部類。

・東方花映塚・
管理人やり込み度:ルナサ、メルランを出した程度。
本編難易度  :★★★★☆
Extra難易度  :★★★★☆
システム複雑度:★★★★☆
[適当な考察]
 この作品から自機、敵キャラ等のデザインが一新されている輝の咲夜、紺の鈴仙、後の文、チルノ等もこの作品のやつ。
 花映塚は対戦型STGで、パズルゲームのようにコンボを繋げて、敵に攻撃を送る感じで、先にライフが0になると負けというゲーム。主に高速移動を使い、アドリブ避けが多いので難易度は高め(プロは気合避けはあまりしないとのことだが)。ルールが分かってないと尚辛い。負けると相手が被弾しやすくなるのでラスボスまでにいくら残機を残せるかが鍵。普通のSTGはどんなに難しくても避ける隙間が一応用意されているが、この作品はそんな考慮は一切されていない。避けるよりもどのように弾を消すかが大事
 Extraはルールが異なり、お互いのライフは1、自機頭上のタイムが0になるまで相手は無敵(無敵が切れるとすぐに被弾してくれる)というもので相手の弾幕をとにかく避けるだけのモードとなっている。防御こそ最大の攻撃。

・東方文花帖・
管理人やり込み度:全シーンクリア。金閣寺大好き。
難易度    :★★★★☆
システム複雑度:★★☆☆☆
[適当な考察]
 少数作品、文花帖系統1作目。他作品と違って、射命丸文が自機になって人妖を撮影していく変わった作品。最初は結構サクサクだが、LEVEL5あたりから1シーン1シーンに時間が掛かる感じになる。後半面になるとレベル冒頭の通常弾幕も軽く地獄になってくる。自機が速いのとシステム的にあまり初心者向けとは言えないが、紺珠伝程ではなくオススメできないというわけでもない。
 システムと雰囲気から手が出しにくいかと思われるが、整数作品では味わえないような特殊弾幕が満載なので、弾幕に慣れるという意味では良い経験になるかと思われる。中には操作方法を理解してないとクリアが難しいシーンも存在する(LEVEL9 シーン1等)。
 個人的な鬼畜弾幕四天王は、超人「飛翔役小角」、新難題「金閣寺の一枚天井」、審判「十王裁判」、境符「波と粒の境界」。飛翔役小角と十王裁判が精神的にキツイ…。

・東方風神録・
管理人やり込み度:Lunatic全機体、ExtraNN達成
本編難易度  :★☆☆☆☆
Extra難易度  :★★☆☆☆
システム複雑度:★★☆☆☆
[適当な考察]
 初心に帰って極めてシンプルな作品。エクステンド回数は紅魔郷と同じだが、ボムがパワーを1.00消費して放つ霊撃となり、やたら強力。そのうえ敵もPアイテムを沢山落とすので、他作品よりも多くボムが撃てる。弾幕は速い上に濃いが、適度に霊撃を放つことでかなり安定して進むことができる。ただしラスペがかなり難しいので、風神録はラスペまでどれ程残機を残せるかがカギとなると言っても過言ではない。
 今作はスコアエクステンドだが、意図的に稼がないと最終エクステンドは難しい(特に低難易度)。スコアに関する知識、道中パターンの組み方、抱え落ちの戒めなど、この作品で学べることは多いのでそういった意味でも初心者にオススメ。Lunatic初クリアにもオススメされている。
 Extraは比較的簡単な部類。エクステンド回数は3回だが先述の通りボムを多く撃てるので道中は楽。ボスはパターン弾幕だらけで体力も少なめ。弾幕の仕組みが分からないと中々進めない感じだが、ある程度分かってしまうとサクサクいける。ちなみに管理人のデビュー作かつ初Extraクリアはこれ。

・黄昏酒場・
管理人やり込み度:ノーミスノーボムノー爪楊枝フルスペカ、スコアタ700万
本編難易度  :★★★☆☆
システム複雑度:★★★☆☆
[適当な考察]
 東方作品ではないが、神主が中心となって製作されたゲームで、東方のゲームエンジンが使われており、ほぼほぼ東方のようなものなので記述。製作期間は驚異の2週間で、それにしては粗い部分も見当たらず、とてもよくできているゲームだと思う。
 内容は新人OLの主人公が黄昏酒場と呼ばれる3階建て(つまり3面構成)の酒場をはしごして、酒とつまみを食していくというだけ。酒とつまみが敵で、お箸のショットとチャージ攻撃の爪楊枝で倒すとお会計金額(スコア)が増えていく。ビール等のアルコールを摂取すると箸の進みが早くなる(という体のショット強化)が、ボムると(アルコールが抜けて)威力が落ちるという、風と地の霊撃システムに酷似している。残機の概念はないが、その代わり制限時間が設けられており、被弾すると残り時間が縮む。ザコ敵は早回しでどんどん出てくるので、
早く倒せば倒すほど被弾の猶予が生まれるという珍しいシステムになっている。

 難易度的には東方作品のExtra並みと言われ、初見殺しのオンパレードで被弾してもパワーは増えないこともあり、東方初心者には厳しい。しかしコンボゲー故かパターンだらけであり、チャージ攻撃の爪楊枝の威力はアルコールに依存せず超強力なので、使い方を覚えればとても楽ができる。
 当時は有料配布されてたらしいが、今は公式サイトから無料でダウンロードできるので、興味のある人はリンクを張っておくので是非やってみてください。
リンク↓
http://alcostg.amatukami.com/

・東方地霊殿・
管理人やり込み度:Lunatic全機体、Extraノーミスノーボムフルスペカ、10億達成、LNB、LNM達成
本編難易度  :★★★★☆
Extra難易度  :★★★☆☆
システム複雑度:★★★☆☆
[適当な考察]
 純粋に難しいとよく言われているが難しい理由は、パワーが最大4.00(=霊撃は4回しかストックできない)で、機体が特殊すぎて使いこなすのに一工夫がいるところが大きい。肝心のボムにあたる霊撃は、とりあえず撃っとけの精神だと効果が薄いものが殆どで、機体にもよりますが、リソース管理と霊撃の使い方でかなり難易度が変わってきます。風神録と似ているようで、まるで別物なので注意されたし。弾幕自体は飛びぬけて難しいものは少なめです。まずは機体特性をしっかり把握することから始めることをオススメする。
 地霊殿は、残機のかけらを5つ集めるとエクステンドし、かけらはボスの形態をノーミスで突破すると出てくる。ミスをしないようなパターンを組むのが重要。かけらは最大50個出てくるので他作品よりエクステンド回数は多め。6ボスのお空は6ボスの中ではかなり弱い部類なので、6面到達時に残0でも、かけらの数によってはルナでもまだ全然クリアできる可能性がある、諦めるな!
 Extraはまあまあの気合要素、パターン、誘導、張り付き等がバランス良く詰め込まれた素晴らしいExtra。ボスの体力はかなり高いのでボムでごり押しするのは難しいが、どのスペカもしっかりした避け方が用意されているので試行回数がものを言う。慣れるまでがキツイが、慣れるとかなり安定してクリアできるようになり、ノーミスも全作品で一番狙いやすいかと思われる。

・東方星蓮船・
管理人やり込み度:Lunatic全機体クリア。Normal魔理沙A15億
本編難易度  :★★★★★
Extra難易度  :★★★☆☆
システム複雑度:★★★★★
[適当な考察]
 ントラーというアイテムを集めて、残機とボムを増やしていくシステムになっている。Normalあたりはアドリブでなんとかなるが、Hardからは弾密度がえげつないことになり、残機とボムを補充するために弾幕に突っ込むという危険なプレイを要求される。ボスのスペカも難しい。Hard以降は、どこで何色のベントラーが出るか?どのタイミングで敵を倒してベントラーを拾うか等、きちんとベントラーパターンを組むことが前提で、Lunaticクリアは全作品で最難関と言われている。さらに初期ボム数が2、パワーがPアイテム一つで0.01増えるのに対して、被弾すると1.00も減る等仕様も中々厳しい。そのかわりボムは強力なので、道中で残機、ボムを大量に増やしてボス戦を凌ぐ感じになる。
 Extraは道中は難しいが、ベントラーを駆使するといくらか楽になる。ボスはパターン化できるものが多く、早苗Bだとボスの出すUFOが簡単に破壊できて楽。ただ最後の3つが厳しい。

・ダブルスポイラー・
管理人やり込み度:天狗マスター。
難易度    :★★★☆☆
システム複雑度:★★☆☆☆
[適当な考察]
 少数作品、文花帖系統2作目。文花帖の続編で、風~星までのキャラと(引き続き萃香)、霊夢と魔理沙の2人も被写体として登場する。シーンの数も前作より多い。
 基本操作は文花帖と同じだが、フォーカスフレームの向きを縦と横のどちらかに変更できるようになり、縦にすることでより遠くまで望遠できるようになった。
 条件を満たすと文と性能(カメラの)が異なる、姫海堂はたてが自機として使えるようになり、文とはたて両方で全シーンクリアすると天狗マスターの異名を得られる。
 今回も難易度は高いが、前作のように調べないと無理ゲーなシーンはないので、そういう意味では文花帖よりは難易度は低い…と思う。個人的な鬼畜弾幕四天王は、記憶「DNAの瑕」、想起「うろおぼえの金閣寺」、龍魚「龍宮の使い遊泳弾」、「スターソードの護法」あたり。はたてだと、珠符「五爪龍の珠」が最難関と言われている。

・妖精大戦争・
管理人やり込み度:LunaticルートA1を1回クリアした程度。Extra1000%クリア
本編難易度  :★★★☆☆
Extra難易度  :★★★☆☆
システム複雑度:★★★★☆
[適当な考察]
 外伝作品で、チルノが単独自機に抜擢された作品。ステージは3面+Extraのみだが、本編では3つの面を攻略する順番が決まっておらず、6通りのルートが存在。ルートによって戦うボスとスペカが異なり、そのせいで総スペカ枚数は永夜抄を上回ることになった。
 弾幕難易度自体は紺珠伝を余裕で凌駕するほどエグイことになっているが、アイスバリアというシステムがあり、周囲の敵弾を連鎖的に凍らせて無効化できる。妖精大戦争はこのアイスバリアがあるのを前提に作られている。したがって他作品よりもパターン化の傾向が強く、特に高難易度はまともにパターン化してないと1面すら突破できない
 残機とボムは%で表示(100%で1個換算)され、特定条件でゴリゴリ上昇する。ボムは被弾しても25%しか補充されないので、残機でごり押しするのは難しくなっている。その反面抱え落ちの心配がないともいえる。
 長々と書いてきたが、慣れるまでが大変な上、上手くやらないと気合避けも多くなるので初心者にはあまりオススメはしない。他作品である程度ならした人向け。
 Extraは道中が長めな上に初見殺しのオンパレードで、対処法が分かってないとボスの魔理沙にたどり着くことさえできない程酷い。だが対処法はきちんと用意されているので何度も何度もやることで確実に進める。エクステンドもやり方しだいでは非常に多い。ボスの魔理沙はExtraボスのくせにボムが通用するのでケチらず使っていくとよい…かも。

・東方神霊廟・
管理人やり込み度:Lunatic全機体ノーミスクリア。妖夢Lunatic35億
本編難易度  :★★☆☆☆
Extra難易度  :★★★★☆
システム複雑度:★★★★☆
[適当な考察]
 霊界トランスというシステムがあり、小神霊を集めると最低でも3.3秒、最長で10秒間無敵かつ移動速度上昇、ショット強化、小神霊の効果アップという恩恵を得られる。その割には弾密度も大したことない(Lunatic除く)ので難易度は低め。Hard以降は敵の落とす小神霊が増えるためトランスできる回数が多い。
 張り付いて攻撃することでボスが大量に小神霊を放出する仕様から、ボム張り付き→トランス→ボム張り付きという感じでパターン次第では連鎖的にトランスを発動させ、ほぼ避けることなくクリア出来てしまう。スコアアタックも基本的に気合避けしない。ただしエクステンド回数は全作品で最も少ない(トランスを上手く活用しないと尚更)上に、被弾した際にゲージが1本以上あると、ミスの前に強制的にトランスが発動してゲージが空になってしまい、パターンが崩れてしまうので、慣れないとかなり精神的に悪いゲームで苦手な人はとことん苦手かと思われる。
 Extraは、エクステンド回数は基本2回。無理しても3回な上に、ボスは気合要素多め。通常も中々厳しい。決めボム、決めトランス、ある程度の気合避けと色々試され、紅魔郷と並んで難しい部類になる。

・東方輝針城・
管理人やり込み度:Lunatic魔理沙B15億
本編難易度  :★★★★☆
Extra難易度  :★★★☆☆
システム複雑度:★★☆☆☆
[適当な考察]
 他作品と比べて変則的な動きをする弾幕が多く、5面ボスは、こちらの移動を妨害するスペカを使用するなどで、難易度は高い。そのかわりやり方次第では大量のエクステンドが可能で、大量のボムにものを言わせて弾幕を吹き飛ばすことができる。ただ今作は機体差が激しく、霊夢A、咲夜Aが強力、魔理沙Bが残機を大量に錬金可能な別ゲー、咲夜Bがスコアタ用のマゾ機体と性能差がありすぎる。咲夜BのLunaticクリアは全作品中で最難間とも言われていたり。
 システムは前作と打って変わってシンプルなもので、アイテムを一定数自動回収するか、ボスの形態をNNするとボムの欠片が出現し、5の倍数回目には残機の欠片が出現するというもの。60個以上回収するとカウントは変動せずに無条件で残機のかけらが出現する。アイテムの多いところでボムを使うと簡単に残機のかけらが出てくる。ボムを残機に換算する感じ。
 Extraはそれなりに難しいが、道中は割りとパターンなのと、スペプラがあるのと、やり方にもよるが残機が多めというのもあり、結果まあまあレベルに落ち着く。ただ前述の咲夜Bは中々厳しく、魔理沙Bではボスの通常に張り付きボムをすると、残機が恐ろしい勢いで増えていき、クリアなら魔理沙Bが最も楽。

・弾幕アマノジャク・
管理人やり込み度:一応究極反則生命体
難易度(アイテム使用) :★☆☆☆☆
難易度(アイテム不使用):★★★★★+
システム複雑度     :★★★★☆
[適当な考察]
 文花帖系統三作目。鬼人正邪が自機になり、ボスの回避不可能(クラスの)弾幕を反則アイテムを駆使して凌ぐというゲーム。シーン選択画面でシーンに合った適当なアイテムを選択する。アイテムは弾を消したり、無敵になれたり、ワープできたり、自機狙いを逸らす等の効果があり、弾幕は物凄くキツイが、アイテムを上手に活用することで殆どのシーンを安定してクリア可能。そのため初心者にも結構オススメとなっている。
 アイテムは最初に3種類使用でき、ゲームを進めていくと9種類のアイテムの使用と、サブ枠(アイテムを置くと何かしらの効果発揮)が使えるようになる。またアイテムにはレベルがあり、シーンをクリアすると経験値が溜まってレベルが上がる(使用回数、効果時間等の増加)。アイテムを使用せずにクリアした場合は、持っているアイテム全てがクリア扱いとなり、全てに経験値が蓄積される。
 難易度的には簡単と書いたが、全てのシーンをアイテムなしでクリアするとなると恐ろしいまでに難易度が上昇する。全てのシーンをノーアイテムクリアした者には”究極反則生命体”という称号が送られる。ノーアイテム三大鬼畜スペカは、琴符「天の詔琴」、「十七条の憲法爆弾」、「フィットフルナイトメア」。いずれも人によっては1000、2000、それ以上掛かると言われている。

・東方紺珠伝・
管理人やり込み度:レガシーLunatic1回、無欠Lunatic全機体。
本編難易度  :★★★☆☆
Extra難易度  :★★★★★
システム複雑度:★★☆☆☆
[適当な考察]
 他作品と大きく違うのは、何度でもやり直しできる完全無欠モードの存在。それぞれのステージはチャプターで区切られており、被弾するとそのチャプターの始めから何度でもやり直すことができ、ノーミスクリアを強いられる。何度でもやり直すことを前提にしているせいで、弾幕の難易度は過去最大級のものになっていて、初見殺しのオンパレード。5面ボスのクラウンピースがトラウマになったという人が数多く出るほど。長旅で疲れ切っているところで超精密な操作を要求される。他作品に慣れている人はまだしも、初心者には絶対オススメしない。また従来の残機制のレガシーモードもある。
 システム面ではリソースを増やすにはグレイズすること。チャプター毎に倒した敵の割合とグレイズ数に応じてボーナスが入り、これが100万点以上なら欠片が貰える。完全無欠ではボムの欠片(1/5)、レガシーは残機の欠片(1/3)が貰える。完全無欠は使えるボム数が少ないため、他作品の感覚で使うとすぐに枯渇し、終盤で詰みかねない。どうしても進めないというときに使う感じ。避けに自信のある人は気楽にプレイできるかもしれない。レガシーでは欠片3個でエクステンドするため、各チャプターで1ボム使ってもボーナスを出せれば赤字にならず、また自機の鈴仙は3回の被弾が許されるバリアを張れるという高性能なボムを持つため、クリアだけなら特別難しい作品というわけでもない。ただ霊夢と魔理沙はボム中にかするのが困難なため難易度は高い。
​ Extraは間違いなく歴代最強。人によってはヘタなLunaticと同等という人もいる。レガシーのみで、欠片も5個でエクステンドとなるので本編みたいに1チャプター1ボムというわけにはいかない。中ボスのラストスペルを落とすとエクステンドアイテムがボムアイテムになる。ボス通常弾幕は「これExtraで出しちゃダメでしょ?」というものばかり。ルナティックインパクトというスペカがヘタなLunaticの弾幕を遥かに凌駕する難易度等々。ただし3回被弾できるバリア持ち、バリアの被弾なら中ボスがエクステンドアイテムを落とす、貫通ショットがルナティックインパクトに強いといった理由で、鈴仙なら比較的クリアしやすい。

​・東方天空璋・
管理人やり込み度:Lunatic文秋61億。Extra21億
本編難易度  :★★☆☆☆
Extra難易度  :★☆☆☆☆
システム複雑度:★★★★☆
[適当な考察]
 というシステムがあり、4人の自機は春・夏・秋・冬の装備のいずれかを選択して戦う。そのため組み合わせが16通り存在。特定の条件で出現する季節アイテムを集めることで自機の後ろに小さいオプションが付き季節に応じたショットを追加で撃ってくれる(最大6つ)。そして季節開放を行うとオプションを全て失う(夏以外)かわりに季節に応じて何らかの効果を発揮する。この開放が今作の攻撃、弾消し、稼ぎの全てを兼ねており、非常に重要な要素となっている。
 今回は風以降になるスコアエクステンドで、エクステンドに必要なスコアも表示されるようになった。アイテム含めて12回エクステンドするが、最終エクステンドは10憶点で、素点は季節開放の弾消しでしか伸びないので、弾の多いところで積極的に決め撃ちしていかないと10億は難しい(Easyはスコアタの領域になる)。肝心の季節は一般的には開放でオプションを一つしか失わない夏が使いやすいとされ、どの難易度でも使用者は多い。開放自体にも攻撃判定があり、ボスの正面で開放連打するとあっという間に終わったりする。秋は弾消し範囲が自機の動きに追従するためレベル1でも動き方で多くの弾を消すことができ、弾の多い高難度では消した弾の分だけで再び開放できる状況になり開放ループができたりと使い方次第で難易度がガラリと変わる作品と言える。ただしラストスペルは選んだ装備によって異なり、春と夏は歴代でも最強クラスの難易度といわれ、さらにオプションが全て奪われパワー0で挑むことになる。ちなみにパワーが0になるのは地霊殿以来だったりする。
​ Extraは季節装備が土用というものに固定される。ショットを真下に放つ性質上、下からくる敵、弾幕が多いExtraとなっているが、開放が夏と同じでオプションを一つしか失わず、エクステンド回数は7回と固定されている作品では歴代で最多。弾消し手段とリソースの数もあって歴代Extraで最も簡単という声が多い。

・秘封ナイトメアダイアリー・
管理人やり込み度:全シーンクリア、総合2000万
難易度    :★★☆☆☆
システム複雑度:★★★☆☆
[適当な考察]
 文花帖系統作品4作目で、深秘録で登場した宇佐見菫子が自機となり、夢の中で見た弾幕を撮影してSNS映えを狙うというもの。紺珠伝・天空璋のキャラと、歴代の6ボスとExtraボス、永江衣玖、古明地さとり、八雲紫、博麗霊夢、霧雨魔理沙が登場する。文花帖と似たような感じだが、異なるのは、フィルム装填率が100%になると超精密移動ができなくなる。そして敵に体力があり、自機はショットが撃てるというところ。アマノジャクと同じく敵の体力を0にすればシーンはクリアだが、目的はSNS映えなので敵を倒すまでに最低1枚撮影していないとクリアにならない。また撮影すると大きなダメージが与えられるので、スコアを意識しなくても積極的に撮影していくのが基本。
 自機の宇佐見菫子は超能力が使用できる。最初はバレットキャンセル(撮影)のみだが、ゲームを進めると一定区間瞬間移動可能なテレポーテーション、テレフォトグラフィー(望遠)、パイロキネシス(ショット強化)、デスキャンセル(装填率100%で被弾を無効)が使えるようになっていき、それらを上手く使用することが攻略の鍵となる(テレポーテーションなしだと回避不可能な弾幕がある)。まとめると今までの外伝作品の要素をごちゃまぜにしたような感じで、極端に難しいシーンは少なく、体感難易度は文花帖と弾幕アマノジャクの中間という感じがする。特に難しいと思ったのは、裏・土曜日の秘儀「背面の邪炎」ぐらいか。

・東方鬼形獣・
管理人やり込み度:Lunaticノーミスクリア。Extraノーミスノーボムノー暴走ノー霊撃フルスペカ残6-8
本編難易度  :★★☆☆☆
Extra難易度  :★☆☆☆☆
システム複雑度:★★★★☆
[適当な考察]
 ロアリングというシステムがあり、画面に漂ってる動物霊かアイテム魚霊を5つ集めると被弾を1回無効にする妖々夢の森羅結界に酷似したモードが発動する。被弾しないで終了した場合ランダムで動物霊を2つ吐き出す。同じ動物霊を3つ以上揃えると後述の暴走ロアリングが発動し、これが攻略の鍵となる。
 今作の自機は性能が固定された3人に、オオカミカワウソオオワシの動物霊のどれかを憑依させることで、順番に低速ショットボム性能高速ショットが強化されるというようになっている。そのため機体数は9機体と多い。 
 暴走ロアリングは通常のロアリングの効果に加えて、揃えた動物霊に応じて自機が一定時間ハイパー化される。オオカミオオワシではそれぞれ低速ショット高速ショットがさらに強化され、カワウソ弾消しをするバリアが自機の周りに張られる。特にカワウソのバリアは大体の弾幕を無効化してくれるため非常に強い。まとめると妖々夢の森羅結界、星蓮船のベントラー、神霊廟のトランスを組み合わせた感じのゲーム。
 妖夢とそれ以外が別ゲーという印象。今作は1面からやけに固いザコが多く出現し、霊夢と魔理沙だと捌くのが大変なのに対し妖夢は斬撃で一気に倒せる。特に4面。さらに前述のカワウソバリアを使えば妖夢の弱点の精密避けの撃ち込みも克服し、近づいて超火力で攻められることで霊夢と魔理沙が泣きを見ることに。そのため妖夢は道中の流れを把握すればクリアもノーミスの達成もしやすい。エクステンドは7回だが、あるバグを使うと9回まで可能。カワウソを憑依させた場合は初期ボムが4つになるので、リソースは多い。抱え落ちしなければそう難しくない難易度かと。ただ今作の動物霊の排出方向が、向きと角度が固定されていたベントラーと違って、ランダムになっており、これのせいでロアリングのパターンを作っても、アドリブで動物霊を避けることになり中々のイライラ要素に…。
 Extraはエクステンドは基本3回、バグ使用で4回の上に、全体でボムも6個増えるのでリソースはかなり多い。道中は気合避け要素が強いが、適宜ロアリングを使うことで十分ノーボムで突破でき、ボスの弾幕も初見殺し要素は少なめなので熟練者なら十分初見クリアできる難易度に落ち着いてる。

・東方虹龍洞・
管理人やり込み度:Lunaticカード有りノーミスノーボム。Extraカード有りノーミスノーボムフルスペカ
本編難易度  :★★☆☆☆
Extra難易度  :★★☆☆☆
システム複雑度:★★★★☆
[適当な考察]
 道中でお金を集めてボス戦後に特殊な効果を持つカードを購入して戦力を増強していくというSTGらしからぬ斬新なシステムを採用した作品。一度購入したことがあるカードは初期装備として持っていくことが可能で、条件を満たすと初期装備のスロットも増える(3枚まで)ので、他作品と違ってプレイを重ねるごとに攻略の幅が広がるようになる。カードは大まかに、使用ボタンで何らかの効果が発動するタイプ持っているだけで効果を発揮するタイプオプションとして装備するタイプ手に入れた瞬間に効果を発揮するタイプの4種類に分けられる。残機とボムもカード扱いとなっており、ボス戦後の購入時には常設してあるので迷ったら残機かボムを購入という選択肢も良し。
 残機に関してはカードなしの場合は4回しかエクステンドしないが、残機重視のカード構成にした場合はなんと20回以上のエクステンドが可能になる。その他のカードもパッとしないものもあれば局所的に役立つもの、ネタ的なもの、バランスブレイカー級のものと豊富に揃えられており、組み合わせは無限大でプレイヤーの腕の見せ所という感じで面白い。例えばスペルを取得すると残機の欠片が貰える「ドラゴンキセル」を持ち、スペルが始まる直前にボムって体力を減らせる仕様を利用して楽々残機を増やしていく等。とにかく一部のカードが強力なので総合的な難易度は低めに落ち着く。LNNも現実的に狙えてしまう(マジで)。
 問題点はカードなしの素の自機性能が貧弱で、P4.00でやっとそれなりの火力になるのに被弾するとP1.00減ってしまう上に、いくらかお金も失い、1デスの重みが大きいこと、自機の魔理沙が正面集中型なのに火力面で霊夢に惨敗していて冷遇されていること。斬新なシステムを採用したせいかバグがちらほら目立つ。例として特定のカードを使うと必ずリプレイがずれたり、あるカードとカードを同時に持つと片方が機能しなかったり。ちなみに体験版では無限にカードが購入できる致命的なバグが存在した(分布CDのみ)。
 Extraに関しては素の自機性能だと道中、ボス共に難易度はかなり高いが、一部のカードを上手く使うことで大幅に難易度を下げることができる。特にボス戦は長引くとジリ貧になるスペルや正面打ち込みが難しいタイプのスペルが多い為、攻撃系のカードを選ぶことが攻略のカギとなるだろう。

・バレットフィリア達の闇市場・
管理人やり込み度:実績全開放
本編難易度  :★☆☆☆☆
システム複雑度:★★★★☆
[適当な考察]
 前作虹龍洞の外伝的な作品で、魔理沙が単独主人公となり虹龍洞の際にちまたに溢れてしまったアビリティカードの調査(という体の蒐集)する内容。
 文花帖系統作品同様にステージ選択型で虹龍洞同様、初期装備にカードをスロットとコストの許す限り持っていける。雑魚敵が襲ってくるWAVEを複数凌ぐとボス戦という流れで、WAVE間で闇市場が開かれ、そのステージのみで使えるカードを3枚まで購入して自機を強化できる。ボスに勝利すると新しいカードが市場に並ぶようになり、ボス撃破→市場でカード購入を繰り返してカード蒐集が今作の流れ。
​ 今作独自の要素としてボムの代わりに
魔法陣があり、これは天空璋の夏解放の要領で設置する(飛ばすことも可)と当たった敵弾を鈍らせ、闇市場の通貨である弾貨(通常の金は正規の市場のみ使用可)を搾り取る効果がある。攻撃力はかなり低いが攻撃にも使える。初期状態の魔理沙がメチャクチャ弱いので、この魔法陣で効率よく弾貨を稼ぎ、闇市場で魔理沙を魔改造するのが攻略のカギ。カードの種類も大幅に増加しており、攻撃力重視、残機重視、使用カードの搦め手重視と前作以上に自由度の高い編成で気軽に挑めるのが面白い。
 しかしその割にはザコ敵やボスの弾幕はそこまで難しいものではなく、熟練者なら初期装備でも普通に勝ててしまえるほどの難易度に加え、
あるボスのカードと闇市場で並ぶあるカードを揃えてしまうとゲームバランスが崩壊するほどにヌルゲーになってしまうという大味バランスになってしまっている。また従来の文花帖系統作品と違ってスコアアタック的な要素もなく、リプレイ機能もない。カードを全て集めたらやることがなくなり一部の人には少し物足りないと感じるかもしれない。
 そんなこともあって難易度的には初心者にも比較的オススメの作品かと思われます。実際リリース直後に「イージーシューターの私でもエンディング見れました!」とか、「実績全埋めできました」的な声をちらほら見かけたので、まあそういうことなんでしょう。


・東方獣王園・

管理人やり込み度:一通りLunaticクリア(非ノーコン含む)、霊夢LNN
本編難易度  :★★★☆☆
システム複雑度:★★★☆☆
[適当な考察]
 なんと花映塚以来となる対戦型STGで使用キャラは過去最多の19キャラ。虹龍洞の後の話だが鬼形獣(と剛欲異聞)がらみの話が多いのでシナリオを楽しみたいのであればこれらを履修しておくことを推奨。
 ゲーム内容で花映塚と異なるのは、ライフがなくなり、その場復活の残機制(つまりいつもの)であることと、ストック制のボムの存在、チャージアタックで基本的に弾を消せないという点。その代わり除霊オーラ(花映塚の吸霊)に敵弾を当てると弾速を遅くすることが可能で、戦闘開始時に被弾を一度だけ無効にするバリアが張られており、レベル3or4のチャージアタックで復活するシステムが導入されてるので、グレイズと除霊オーラを敵弾に当ててゲージを稼いでバリアを切らさずに立ち回るのが重要になる。
 ストーリーモードでは最初に博麗霊夢のみが選択でき、クリアすると他のキャラのストーリーが追加されていく仕組みで、全キャラクリアするとストーリーの全貌が見えるようになっている。ストーリーモードでは敵にある程度弾を送るとノーコストでボスアタックを送りこんでくる。これを撃破するか耐久すると心を折ってステージクリアとなる。ステージは全6面で、進むごとに送られてくるボスアタックの回数が多くなる。そのため
攻撃性能が高いキャラ程クリアしやすい。ちなみに残機がなくなってコンティニューしまくってもグッドエンドは見れる親切仕様なのでご安心(花映塚と違ってあいては手加減しないが)。
 問題点は霊夢と新キャラの天火人ちやりの性能がイカれていることで、霊夢はレベル2チャージアタックで
超威力かつ広範囲の弾消しを行える壊れ性能で、ちやりはエキストラアタックで近くの自機をしばらく追尾する鬼火を送り込むのだが、レベル3で大量に送り込んでくる上に、何をとち狂ったのかレベル2でそれを約2倍程のサイズに巨大化させるというCPUでさえも悲鳴を上げるクソ性能で消すこともできず画面が阿鼻叫喚に包まれる。饕餮がまだ対処しやすいキャラということで、大会では【ちやり→霊夢→饕餮→ちやり】といった三すくみができてしまい、ほぼちやりしか使われないという異常事態にまで発展したという。
 ゲームのシステム上難易度Easyでもそれなりに弾は飛来するのであまり初心者向けとは言えないかもしれないが、コンティニューはいくらしても良いので根気のある方にはオススメと言える。ただしノーコンクリアに拘ろうとすると一部のキャラ以外は難易度が急激に高くなる。霊夢とちやりは立ち回り次第で超絶ヌルゲーと化すが、Lunaticのお燐とかはもう全てがどうでもよくなる程ヤバイ。
 またオンライン対戦も実装されており、世界中のプレイヤーと対戦を行うことができる…のだが、同期ズレが深刻でまともに対戦できないことが多いのが非常に残念。
DS
妖精
バレ
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